ひと昔前までは、保険の加入と言えば、会社の昼休みにいつのまにか来ている保険のおばちゃんが主流でした。
昔の人は、社会人になりたての頃に保険のおばちゃんから保険に入った経験がある人がいると思います。
◆保険のおばちゃんとは?
保険のおばちゃんは、保険会社の正式な社員ではなく、保険の募集業務の委託を請けて保険の募集をしている人たちです。まだ、女性の働き口が今のように多くなかった時代に、多くの主婦が保険の勧誘をして働いていました。
それに比べて、男性の保険の営業の場合は、保険会社の社員である場合が多いです。
◆保険のおばちゃんから保険に入るメリット
個人的には、メリットを感じません。確か、昔の保険の勧誘は「義理、人情、プレゼント(GNP)」が主流だったと効きますが、保険のおばちゃんはこの方法が強いと思います。
◆保険のおばちゃんから保険に入るデメリット
義理、人情、プレゼントが理由で保険に入ると、自分に必要のない無駄な保険に入ってしまうこともあると思います。
また、保険のおばちゃんは基本的に一社専属であることが多いため、他社の保険を扱っていなく、選べる保険の種類も少ないです。
営業のノルマがきつく、人材の回転が早いので、長期に渡ってサポートが受けられる保障がありません。また、ノルマのために口八丁で営業をして、無理やり契約してしまい、保険金の請求のときに、説明と違ったとトラブルになる可能性も高いです。トラブルになっても、そのときにはすでに保険の勧誘を辞めて連絡がつかなくなっていることも、、、
保険会社に苦情を言っても、契約書が契約の元になっているので、募集人の説明が違っても言った言わないの話になり、裁判をしても決着がつきにくいです。
個人的には、この勧誘システムはすでに破綻しているような気もします。
あまりノルマがきついようなところから商品を買うのは、倫理観が気魄になりがちになるためおすすめできません。